競技方法

6時間・4時間エンデューロ

競技は定められた周回コースを所定の自転車で走行します。 周回を重ね、それぞれ所定時間を経過した後、競技を終了し、走行した周回数およびゴール着順により順位を決定します。

  • カテゴリーは種目によりチーム対抗とし6時間・4時間の耐久レースを実施します。エンデューロは時間カテゴリー別に総合順位賞を設けています(詳細は表彰についてを参照)。
  • チーム構成は6時間を2~6名、4時間は2~5名とし、ファミリーは3~4名とします。使用する自転車は同一チーム内であれば共有する事が出来ます。
  • 競技中の選手交代は、あらかじめ定められた各チームピット前のピットレーンにてチーム用計測タグの交換により行います。選手交代のタイミングは、同一チーム内で自由に行えます。
  • 計測チップの受け渡しは必ず停止して行ってください。走りながらの取り外しや装着、受け渡しは厳禁です。
  • 補給はチームピット前の交代エリアで停車した状態でのみ行われるものとします。 第三者からの補給もピットエリア内で停止して行ってください。
  • ピットレーン入り口を下記の時間帯に一時的に閉鎖します。6時間、4時間エンデューロに出場されている選手はその間、交代できませんのでご注意ください。
    (6時間エンデューロ 13:28~25分間/4時間エンデューロ 15:25~終了まで)
  • 規定時間を過ぎてゴールラインを通過し、レースを終了した選手はピットロードに進入して速やかに各チームピットへ戻ってください。


アタック180・アタック150・アタック100

  • アタック180、アタック150、アタック100ともに、制限時間内に規定の周回を走行し、ゴールタイムを競います。
  • 走行距離・制限時間(終了時間)は以下の通りです。
    ・アタック180/177.74km(48周)
    ・アタック150/148.12km(40周)
    ・アタック100/99.98km(27周)
    ・1周3.703km。制限時間はアタック180・150が6時間(15:30終了)、アタック100が4時間(13:33終了)。
    ※制限時間内に最終周回に入り、フィニッシュラインを通過した者は完走扱いとします。
  • 制限時間終了後は新たな周回には入れませんので、それまでにFINISHできない選手はDNF扱いとなります。
  • 周回掲示板の提示はいたしません。周回数の管理は選手個人の責任とします。
    サイクルメーターなどをご利用いただくか、ピットエリアでLAP CLIPを使用するなどしてご確認ください。
  • 携行した飲食料の飲食はコース走行中でもできますが、飲食料の補給はピットエリア内で必ず停車して行ってください。第三者からの補給もピットエリア内で停止して行ってください。
  • 制限時間内にゴールした選手はコース上に立ち止まらず、コースを1周し、ピットロードを通って速やかにコースアウトしてください。
完走した選手全員に完走証を発行いたします(ゴール後~17:00まで)。選手受付にゼッケンをお持ちください。
※長時間のソロ競技ですので補給食や休憩を取ることも考えて、自身の体調管理には十分注意してください。



競技規則

  1. 本大会は(財)日本自転車競技連盟の規則に準じ、本大会の特別規則によって実施します。
  2. 競技規則および競技運営・管理上の規定を厳守してください。
  3. 競技は、計測タグ使用による自動計測システムにて実施します。もし計測タグを装着せずに競技に参加した場合、成績が表示されませんのでご注意ください。
    また計測チップを2つ以上装着して走行することを禁止します。
  4. 車検は行いませんので、各自責任を持って常に完全に整備された自転車を用いて参加してください。
  5. スタートはバイクの先導により誘導します。バイクからの合図でスタートする「ローリングスタート」で競技を開始します。
  6. 全ての競技においてスタート時間に遅れた競技者は、遅れた時間分をロスタイムとして計測します。
  7. 競技中、参加者は他の参加者を追い抜く場合、原則的に右側から追い抜くものとします。
  8. 競技時ピットレーン走行中、原則として他の競技者を追い抜く事を禁止します。
  9. コース走行中、自分の走行ラインを斜めに変更する場合、必ず変更する側の後方確認を行い安全であるか確認することを義務付けます。
  10. 競技中および試走時間中にコースを逆走することは安全管理上一切禁止します。
  11. 競技者は、ボトル、スペアタイヤ、修理用具等を携帯できますが、ガラス容器その他危険物を携帯してはいけません。なお、携帯したものをコース上およびその周辺に破棄する事を禁止します。
  12. 競技中、完走打ち切りは原則として実施しませんが、審判委員および医務員から競技の中止を指示された競技者は、直ちに競技を中止してください。レース中、割り込みや斜行などの走路妨害、他の競技者を押すなどの危険な行為をした者はコース上から除外します。
  13. 競技は参加申込にてエントリーした選手のみが出場できます。なお事前に大会本部(選手受付窓口)に、参加者変更の連絡を申し出ている場合は、代理人の出走を認めます。
  14. 競技参加者は競技役員の指示に従ってください。
  15. 大会開催中、参加者自身の自転車および貴重品等は、各自の責任において管理してください。

競技者の装備

  1. 全ての競技者はヘルメットの正しい着用を義務付けます。使用ヘルメットが、使用上安全であると認められるものはJCF(日車連)公認の物でなくても使用を認めます(但し、硬質外殻を持つヘルメットに限る。後部に形状が伸びたロングテールのエアロヘルメットの使用は禁止)。
  2. 全ての競技者は、主催者から用意されたゼッケン及び計測タグを指定の位置に取り付けることを義務付けます。

公式記録

  1. 競技記録は以下の手順にて公式記録となります。
  2. レース終了後、直ちに通告員より入賞対象選手またはチームを場内(ピットエリア)アナウンスします。同時にインフォメーションボードに全てのレース結果を掲示します。
  3. 通告、掲示後10分経って意義申し立ての無い場合、競技結果は公式記録として確定します。

禁止事項

  1. 携帯プレイヤー、ラジカセ等で音楽を聴きながらの走行。
  2. 走行中の携帯電話の使用。
  3. ビデオ・カメラなどを走行中に操作することを禁止します。
    自転車に装着して撮影する場合は所定の位置にしっかりと固定し、画面などは飛散防止処理を施すこと。
  4. すべての車種において片足スタンド(センタースタンドは可)は必ず取り外してください。


車両規定

  1. 参加者が使用できる自転車は、フリー式とし、前後ブレーキは完全なものとします。
  2. 使用する自転車はサーキットでの高速走行に耐える強度を備え、整備された自転車である事を義務付けます。
  3. トライアスロンバー、DHバー、アタッチメントバー、ブルホーンバーの使用は認められません。
  4. フラットハンドルバーのエンドバーは認めますが、エンドバーを本来の目的以外に使用する事を禁止します。
    また、フラットバー以外でも付属品の使用方法が本来の目的以外の使い方である、または、車両規定の禁止事項に類似すると判断された場合は、審判長の判断により走行禁止や規制を加えられる場合があります。
  5. ディスクブレーキ式の自転車は出場可能です。
  6. ディスクホイールはパフォーマンス目的の利用に限り使用可能とします。集団走行での使用は認められません。
  7. バトンホイール及びスピナジーの使用は認められません。
  8. 一本足スタンドは必ず外して走行してください(センタースタンドは可)。
  9. 電動アシスト付自転車やタンデム車、リカンベント車は出場できません。
※衣装および車両の装飾については極端な突起物および走行上著しく操作を妨げる形状の物品の取り付けは認めていません。
仮装衣装は、ノースリーブや極端な露出の衣装を着用することを禁止します。着用する衣装の丈の長さは、車輪巻き込み防止のため膝頭より上とし、走行時に本人を含む、周りの方へ危険を与えない事。


自転車について詳細は大会事務局までお問い合わせください。


自転車の点検・整備について

メカニックサービスはレースに出走するための緊急対応のみとなりますので、整備不良車やレース出走後のトラブル対応や調整・整備はお断りさせていただいております。

大会前にはサイクルショップにて事前点検を

本大会で使用する自転車は各自の責任で必ず事前に点検・整備を済ませることが必須となります。
過去の大会においても、事前に点検・整備を怠ったため、タイヤの劣化によるパンク、変速機の不調、変速機やブレーキ等のワイヤーの切断などもみられました。普段あまり乗られない方は特にこの機会にサイクルショップで点検を受けしっかり整備された自転車でご参加ください。

メカニックブース

レース直前の緊急トラブル時にはメカニックサービスが対応

本大会では緊急トラブルに備えて応急処置を施すメカニックサービスを準備しております。緊急処置のため、自転車に傷、汚れがつくこともありますがご了承ください。また応急処置となりますので後日サイクルショップで再点検・整備などを行うことをお勧めします。

実施時間:7:00〜
実施場所:パドックエリア

部品交換が必要な場合は有償

部品交換が必要な場合は部品代のみ有償となります。交換部品や対応する工具がない場合もあります。あらかじめご了承ください。

※メカニックサービスはレースに出走するための緊急対応のみとなりますので、整備不良車やレース出走後のトラブル対応や調整・整備はお断りさせていただいております。


計測タグとゼッケンの取り付け

フロントホーク固定式計測タグ(ソロ用)


ソロでの参加選手全員に個人用計測タグセット(パワータグ1コ、タイラップ2本 / 写真A)をお渡ししています。
使用する自転車に装着し、固定してください。固定式計測タグに貼られているご自分のお名前を確認してから、フロントホークの図B(サイクルコンピュータを使用している場合はセンサーを装着しているホークの反対側)の位置に固定してください。

※ソロで参加の選手は個人用固定式計測タグのみお渡ししています。(アンクルバンド式計測タグはありません)


計測タグ(パワータグ)の取り付け方

1. パワータグ裏面にあるゲタ状台座の穴に写真のようにタイラップを通します。

2. フロントホークに装着し、タイラップの細い先端を穴に通して強く引きます。

3. しっかり固定するまでタイラップを引き、タグがずれたり動いたりしないか確認します。

4. 固定したら余分なタイラップを切り取ってください。

5. 取り付け完了です。

取り外し方
タイラップはニッパなどで切って外してください(フロントホークを傷つけないよう注意してください)。

アンクルバンド式計測タグ(チーム用)

チームの記録計測に使用する計測チップはアンクルバンドタイプです。ライダーの足首に巻きつけて使用しますので下記の注意事項をよく読んで取り扱ってください。

  • アンクルバンドタイプの計測チップは足首に巻きつけて走行します。審判員から視認できるように露出して装着してください。(左右どちらでも可)
    ※手首に巻いたりポケットなどには入れないでください。計測されない場合があります。
  • 計測チップの受け渡しは必ず停止して行うこと。走りながらの取り外しや装着、受け渡しは厳禁です。
  • 計測チップは精密機器です。ライダー交代の際に投げたりしないでください。落下して記録が計測できなくなることがあります。
  • アンクルバンドは黒色を外側(黄色面を内側)に足首に巻きつけてください。走行中に外れないようしっかり固定してください。

「パワータグ」の返却

レース終了後、自動計測器「パワータグ」は計測タグ回収所へ全て返却していただきます。個人用計測タグは固定したタイラップを切って返却してください。アンクルバンド式計測タグはそのまま返却してください。

※自動計測器「パワータグ」を返却されなかった場合は大会事務局より製作実費5,000円(個人用計測タグ)あるいは7,000円(アンクルバンド式計測タグ)を請求させていただきます。


ゼッケンの取り付け位置

ゼッケンは走行中に外れないように各自でしっかり取り付けてください。ゼッケンが外れてしまったまま競技を続行することはできません。

※ゼッケンは左写真を参考に、ジャージ(上着)の背中左側の腰位置につけてください。この時、背骨のラインにゼッケンの右端が沿うような位置に取り付けてください。